「保険でよい歯を」東京連絡会

保険でより良い歯科医療の実現を目指し、活動しています

「保険でよい歯を」東京連絡会


「保険でよい歯を」東京連絡会は、医療を受ける側と提供する側が、ともに手を携えてよい歯科医療ができるように1993年に設立されました。

一生自分の歯で過ごせることが理想です。しかし、もし歯がなくなって入れ歯になっても口から食べることができれば健康が維持できます。保険でよい歯科医療を受けられることが健康長寿につながります。保険証1枚で、安心して良い歯科医療が受けられるよう、患者も医療提供者も満足できる歯科医療を実現させるために、私たちは運動を行っています。



6/5(木) 「保険でより良い歯科医療を」署名提出集会

 6/5(木)に参議院議員会館にて歯科の請願署名の提出と各方面からの報告が行われ、現地では204名(国会議員16名、マスコミ2を含む)、WEB参加では73か所から144名、およびサテライト会場では60名が参加し、合計で400超が参加しました。

 宇佐美保団連副会長からは「今改定では診療報酬の使い道が限定されて財源が配分された。また、ベースアップ評価料は、医師や歯科医師の収入を増やさないという考えが表れていると思う。複雑怪奇で施設基準が多く、それを乗り越えられない個人開業医は厳しくなる。全体として病院へ診療報酬をつけたいという国の意向があり、開業医や無床診療所へ財源が回ってこない可能性も考えられる。歯科だけの問題ではなくなっており、『保険でよい医療』を掲げて運動を行う状況である」と語りました。

歯科署名にご協力いただいた方、ありがとうございました。皆様の署名は国会議員に直接提出させていただきました。


2025年度講習会 7/6(日)開催しました!

オーラルフレイルをご存じですか?

お口の衰え大改善!

~健康長寿への1つの鍵~

日時 2025年7月6日(日) 午後1時~3時30分

講師 平野浩彦先生(歯科医師)

   東京都健康長寿医療センター病院歯科口腔外科部長

   研究所自立促進と精神保健研究チーム研究部長

   フレイル予防センター副センター長

会場  東京歯科保険医協会会議室およびZoomウェビナー

「オーラルフレイル」とは、滑舌の低下やむせなど、口の機能のささいな衰えをきっかけに、食べる力や全身の心身機能が低下していく"負の連鎖"を指す概念です。この概念は日本で考案され、世界に広がりつつあります。健康と要介護の中間段階である「フレイル」の口腔版ともいえ、早期発見と予防が鍵となります。本講演では、オーラルフレイルの正しい理解と、日常生活でできる対策について皆さんと一緒に考えて参りたいと思います。

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